【大多摩ウォーキングトレイル④】もえぎ橋に寄り道。氷川隧道を経由してゴールのJR青梅線奥多摩駅へ!

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    大多摩ウォーキングトレイル コースマップ

    Image:一般社団法人奥多摩観光協会
    Image:一般社団法人奥多摩観光協会

    ※上記のマップは、一般社団法人奥多摩観光協会ホームページにある”奥多摩地図ダウンロー ド”のページからDLできます‼


    GPSデータ


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    生活道路から数馬峡遊歩道出入口
    @horned_owl

    渓谷沿いの遊歩道を過ぎ、海沢地区にでました‼

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     【大多摩ウォーキングトレイル④】では、海沢地区から奥多摩駅までのトレイルコースをご紹介します。写真は、氷川発電所へと下る海沢地区の生活道路です。奥に見える桜が美しいです。山の上に雲が少し見えていますが、当日の奥多摩にはご覧のように澄んだ青空が広がっていました。トレイルでは、写真の分岐を右へと進みます。


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    東京電力(株)氷川発電所

     山から麓の変電設備へと繋がる鉄管には、思わず目を見張ります。まるでジオラマのように見えますが、他方ではスケールの大きさを感じさせる風景です。氷川発電所は、昭和6年に運転を開始したのだそう。


     坂道を下る途中、目の前の山肌を走る鉄管を眺め幾度となく足を止めます。鉄管に隔てられた山肌の街道側には、淡い色をした春の草木が花を咲かせていました。坂道の途中には分岐があり、奥多摩駅までの距離を教えてくれます。ここから奥多摩駅までは、あと1.7km。”大多摩ウォーキングトレイル” もいよいよ終盤です。


     坂道を右に折れると、その直ぐ先に小さな階段があります。階段を下り、氷川発電所の傍に架かる小橋を目指します。

     桜が奇麗に咲いています。その傍らで新緑の葉を繁らせているのはケヤキでしょうか? 「竹箒を逆さにしたような……」と例えられる樹形がケヤキの特徴なのですが、あまり自信はありません。

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     細い川ですが、山間らしい奇麗な春の小川でした。若しかすれば、日本固有の淡水魚に会えるのかも知れません。


     氷川発電所の周辺に設けられた短い坂道と階段が連続します。階段右側の高い壁の上は、海沢大橋から南下する都道184号が通っています。階段の日陰にも、慎ましく生長する苔の姿がありました。

     階段を上りきると、山肌を氷川発電所の鉄管が通るカタクリ山がすぐ目の前に見えます。この日はカタクリ山には足を運ばなかったのですが、カタクリの花はこの時期が見頃のようです。

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    数馬峡遊歩道出入口

     都道184号の歩道沿いに、数馬峡遊歩道出入口があります。白丸駅と奥多摩駅の丁度中間にあり、どちらからも徒歩20分程度です。



    数馬峡遊歩道出入口からもえぎ橋
    @horned_owl

    ここから先は、街道沿いの歩道を歩き奥多摩駅を目指します‼

     海沢大橋南交差点です。横断歩道を渡って直進したところがカタクリ山です。


     歩道から見渡す奥多摩の自然も、また良いものです。車の往来は、然程多くはありませんでした。


     道路沿いから、時折多摩川の渓相を見下ろすことができます。

     中学校の校庭にも、桜が咲き誇っていました。あまりにも見事だったので、思わずiPhoneのカメラを向けます。


     街道沿いを歩いていると、民家の庭先とも思える場所に趣のある看板がありました。

     そこから直ぐの場所には、『この先 もえぎの湯』の看板が。時間は十分に余っているので、少し寄り道をしてみることにしました。狭い住宅の横の路地を進んで行きます。


    もえぎ橋からJR奥多摩駅
    @horned_owl

    吊り橋は、足下が僅かに揺れます。高さもあり、少しだけ手に汗が滲みました‼

     階段を下っていった先には吊り橋が架かっていました。橋名は、”もえぎ橋” と言うのだそう。

     いざ渡ってみると思いの他高いところに架かっており、欄干に寄り掛かるのに思わず及び腰になります。眼下の多摩川沿いには、氷川キャンプ場の河原サイトが広がっていました。この日も、多くの人がテントやレジャーシートを広げていました。写真は、氷川キャンプ場の下流を写したものです。

     ハイカーや近所の住民の方々とすれ違いながら、もえぎ橋を渡りきります。




     階段を上り終え地図を確認すると、この先には”氷川隧道” という短いトンネルがあるようです。もうゴールの奥多摩駅は直ぐそこです。


     氷川隧道の先で、湧き水を見つけました。飲めるのかどうかは怪しかったので、触れてみるだけに。ここから直ぐのところには、”奥多摩温泉もえぎの湯” があります。


    奥多摩温泉もえぎの湯入口

     左の細い道路が、氷川隧道へと通じる道路です。海沢大橋から多摩川北岸を通り、新氷川トンネル先の地点に合流します。合流地点には、”奥多摩温泉もえぎの湯” ののぼりがはためいていました。


     街道沿いを進むと、奥多摩ビジターセンターのある交差点に到着しました。この日も青梅街道沿いは、多くの自動車や観光客で賑わっていました。

    #currently

     11時40分、JR奥多摩駅に到着です。”大多摩ウォーキングトレイル” 総合のタイムは、4時間10分でした。撮影を楽しみながらの行程でしたが、時間にゆとりを持ってゴールに辿り着くことができました。

     桜が見頃を迎えていたこの日、ドライブ・ツーリングを楽しむ方々、旅行客、キャンプなどのレジャーを楽しむ方々など、奥多摩は多くの人で賑わっていました。敢えて喧噪を避け山間部で一足早い爽涼を楽しむ今回の計画は、奥多摩観光の玄関口の写真で記事を締めくくりたいと思います。 

     最後までご覧頂き、ありがとうございました。



    PiCkup
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    奥多摩わさびジェラート

    ゴール地点JR奥多摩駅近くにあるお店で、奥多摩わさびジェラートを購入しました。当日は春らしい陽気で、お昼頃には少し身体を動かせば汗ばむくらいの気温でした。奥多摩駅近くのベンチに腰を下ろし、奥多摩わさびジェラートを口にします。口溶けの良い食感なので、ツンとするわさびの風味が然程口に残ることもなく、最後にはさっぱりとしたジェラートの甘さと香りが口の中に広がります。思わず繰り返し口に運んでしまい、最後まで美味しくいただくことができました。奥多摩を訪れた際は、ぜひご賞味ください。

    思わずBlogで紹介したくなる商品との出会いもまた、外で過ごす時間の醍醐味のひとつです。これからも、魅力的な出会いを沢山紹介していきたいと思います。

    #currently
    @horned_owl
    lat / long

     35°48’36.6″N 139°08’07.1″E

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