【奥多摩三山】多彩な登山コースで初心者からベテランまで楽しめる日本二百名山・大岳山へ!

    Introduction

     はっきりとしない空模様が続いた6月。週の半ばは晴れに恵まれた天気は外出の予定を控えた週末に限ってぐずつくことが多く、煮え切らない日々を過ごした方も多いのではないでしょうか。筆者も先日購入したばかりの一眼レフの練習や登山など、それなりに予定を立てて週末を楽しみにしていたのですが、結局は天気予報とにらめっこをしながら家ですごろごろしながら過ごす週末となっていました。そんな中で漸く晴れ間が期待できそうな週末を見据えた筆者は水曜日にコンパスで登山計画書を提出し、期待に胸を弾ませて週末を待つことに。ところがそうして迎えた土曜日の空は梅雨らしい雲に覆われ、登山は難しい状況。翌日の天気に一縷の望みを託し、この日は机の前で一日を過ごすことに。そして迎えた日曜日。早起きして窓の外を覗くと、若干雲は残っているものの、天気は待ちに待った晴れ。足早に準備を済ませた筆者は、意気揚々といつものように奥多摩へと向かいました。

     筆者が今回行き先に選んだのは、日本二百名山にも数えられる奥多摩三山の一座・大岳山。鍋の蓋のような個性的な山容で知られおり、アクセスのしやすさから都内近郊の多くの登山者に愛されている山です。JR青梅線御嶽駅で電車を降りた筆者は、朝まだ早い吉野街道をひとり目的の御岳登山鉄道・滝本駅を目指しました。半袖短パンでも丁度良く過ごせそうな気温の中、昨晩に降ったのであろう雨の匂いを感じながら十里木御嶽停車場線へ

    と続く朱い大鳥居を潜ります。直ぐ近くを流れる渓流を覗き込んだり、まるでテラリウムのように苔の多い繁った石垣を見上げながら、雨で湿った坂道を進みます。やがて滝本駅に着くと、目の前には道路を跨いで通る鉄橋が。山間の深い緑の中で見上げた鮮やかな赤い橋はとてもインパクトがあり、力強く美しい。橋脚の袂からケーブルカー乗り場へと続く階段を上ると、改札前は朝早いにも関わらず多くの登山客や観光客で賑わっていました。ベンチに荷物を下ろして汗を拭っている間にも、ひとりまたひとりと近くの駐車場からリュックを背負った人たちが。出発前にはもしかすればケーブルカーは貸し切りかもと甘く考えていた筆者も、早めに券売機で往復切符を購入し列に並びます。興味深げに辺りを見回していると、程なくして発車の案内が。実は、筆者はケーブルカーに乗るのは初めての経験。期待に胸を弾ませながらいざ改札を通ってケーブルカーに乗り込むと、筆者がほぼ最後乗客。思わず胸を撫で下ろしました。山頂の御岳山駅を降りた先にある御岳平からは、薄曇りの中に惣岳山方面の街並みが。天気が良ければ双眼鏡で覗く景色も最高なのでしょう。後ろを振り返れば、御岳山駅から降りてきたたくさんの登山客が駅舎の向こうに見える鳥居の先へと消えていきます。筆者も撮影を済ませて自動販売機でスポーツドリンクを購入し、いざ大岳山を目指して出発します。最近では密かに山行スピードのアップを目論んでいる筆者。今回の登山では膝の痛みを克服できると良いのだけれど……

    Guidance

    〜Access from Shinjuku〜

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    御岳登山鉄道 ケーブルカー

     大岳山へは、御岳登山鉄道・滝本駅からがケーブルカーを利用してのアクセスが一般的。JR青梅線御嶽駅からバスまたは徒歩で滝本駅へ向かいます。新宿駅から御嶽駅までは1時間30分、御嶽駅から御岳登山鉄道・滝本駅までは徒歩で1時間、バスを利用いた場合は15分ほどで到着します。

    駐車場情報

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    滝本駅の周辺にはコインパーキングがあり、車でのアクセスも可能です。この日は休日だったこともあり、ケーブルカーの始発前にはほぼ満車になっていました。ご利用を考えている方は、余裕を持って到着するようにしましょう。

    Course

    大岳山 コースマップ

    GPSデータ


    Article

     JR青梅線御嶽駅から御岳登山鉄道・滝本駅までの道のり
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    JR青梅線御嶽駅

    JR青梅駅御嶽駅の駅舎です。レトロでおしゃれな雰囲気です。駅舎の出入り口は引き戸になっています。

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    武蔵御嶽神社一之鳥居

    吉野街道を奥多摩方面へ進んだ先にある大鳥居。ここから1.5kmのところに御岳登山鉄道滝本駅があります。

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    御岳登山鉄道 滝本駅手前

    滝本駅まで来ると、木々の向こうにケーブルカーの赤い橋脚が。近くには駐車場があり、この日はほぼ満車。

    ケーブルカーで400mの標高差を一跨ぎ。先ずは御岳平を目指します‼
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    御岳山駅へと向かうケーブルカー。PASMO・Suicaが利用できます‼

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     昔から山岳信仰の対象として親しまれている御岳山。駐車場のすぐ近くにある御岳登山鉄道の滝本駅から、ケーブルカーでアクセスすることができます。標高差400mをケーブルカーで駆け上がった先にある御岳山駅からは、大岳山や日の出山登山道へアクセスすることができます。目的地の大岳山にも複数のルートでアクセスすることができ、道中には天狗の腰掛け杉やロックガーデン、綾広の滝など見どころが沢山あります。

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    当日はJR青梅線御嶽駅から徒歩1時間ほど掛けて滝本駅を目指しました。到着すると、改札の前には既に始発を待つ人の列が。筆者も急いで切符を購入し、搭乗を待つ人の列に並びます。料金は大人ひとり1130円(往復切符)。

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     御岳山駅でケーブルカーを降りると、すぐ目と鼻の先が御岳平です。広場のようになっていて、ベンチも沢山用意されています。

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     展望スペースには双眼鏡も用意されていますが、それを使わずともこの眺望。遠くに見える両線は棒ノ折でしょうか? 快晴であれば飯能の山々まで見渡せそうです。

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     さて、ひと通りの撮影と休憩を終え、いよいよ出発です。御岳平の広場から御岳山・大岳山へは、駅を出て左手にある鳥居と広場の奥、この二箇所からアクセスできます。今回は、御岳山駅の左手にある鳥居からスタートです。

     御岳山駅のすぐ近くにある鳥居を潜り抜けると、暫く先に進んだところにもまた鳥居が。ここが山岳信仰の歴史を色濃く残す場所であることが窺えます。御岳山駅から武蔵御嶽神社までは写真のように参道が奇麗に整備されています。足元の石畳に落ちる影や遠くの青空に目をやりながら森の小径を抜けていきます。まるで夏休みに帰省した田舎を思わせる風景です。夏になれば御岳山にはレンゲショウマの花が咲き誇ります。日本固有の1属1種の植物で、花言葉は”伝統美”だそう。まさに御岳山を象徴するに相応しい花です。

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     小径の階段に設置された看板です。ここから少し行ったところにある分岐からは、日の出山にもアクセスすることができます。日の出山山頂までは、登山道を1時間ほど。東雲山荘を利用しながらこの辺りの自然を満喫するのも良いかもしれません。

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     道中の山肌にはコアジサイの花が咲いていました。肉眼では白く小さな花が山肌を賑わせていたように見えましたが、写真で見るとどうやら薄いブルーだったよう。

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     参道を進んで行くと、やがて御岳ビジターセンターに差し掛かります。写真にある石の階段を登った先が御岳ビジターセンターの建物です。帰りに通り掛かると、道沿いにパネルの展示がしてありました。

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     さて、ここから先は御嶽神社の宿坊街。参道に面した奇麗な門構えの中を進んで行きます。

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     日の出山への分岐を過ぎた坂道の途中に、何やら気になる看板が。国指定天然記念物とあります。

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     頭上を見上げると、大きなケヤキの木が枝を伸ばしていました。国指定天然記念物の神代ケヤキ。ヤマトタケルノミコトが植えたという言い伝えがあるそう。

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     神代ケヤキのある坂道を上り終えて食事処やみやげ物屋のならぶ通りを進むと、目の前に大きな鳥居が姿を現します。武藏御嶽神社 三の鳥居です。

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     石段を上って随神門を潜ったところには、ベンチと現在地を示す看板が。整備された参道とはいえ、ここまでにひたすら上り坂を歩いています。感覚的にはもう少し大岳山に近づいていると思っていました。けれども、目的地までの距離は看板にある通り。まだまだ先は長いです。

     随神門を過ぎた先は、左手の方向に石段が続いています。因みに随神門から武蔵御嶽神社まで続く石段は330段もあるそう。武蔵御嶽神社遙拝所からはこれから向かう奥の院(甲籠山)の山容が望めます。 御岳山の山頂は御嶽神社の裏手にあるそうですが、大岳山を目指す都合、階段の途中にある分岐を左に折れます。

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     御嶽神社の階段の途中にある分岐を進むと、長尾平に到着します。長尾平には売店やベンチがあり、疲れた足を休めることができます。この先は本格的な登山道となります。しっかりと休憩をとってから登山道へと向かいましょう。

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     長尾平に立てられた看板です。この辺りまで来ると足元も漸く山道らしくなってきました。大岳山までは3.9km。楽しんできたいと思います。

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     長尾平からの道中にはロックガーデンへの分岐もありますが、今回は直進。先ずは奥の院、そして鍋割山を目指します。目の前に見える鳥居の奥には御岳山浄水場があります。

     鳥居のすぐ近くには立札が立っています。読んでみると、そこには”天狗の腰掛け杉”とありました。看板の後ろに聳える杉の木を見上げると、なるほど確かに幹から伸びる太い枝が折れ曲がっています。「折れ曲がった枝に天狗が腰掛けていた」ということでしょう。それにしても、立派な杉です。樹齢はどのくらいになるのでしょうか?

     天狗の腰掛け杉は登山道の分岐点にあり、目印としても分かりやすいですね。大きな杉を間見上げながら、鳥居を潜ります。

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     天狗の腰掛け杉の直ぐ近くにある鳥居を潜ると、山肌を駆け上がるように登山道が続いています。ここから奥の院までは約40分の道のりです。

     標高を上げていくと直ぐに荒々しく地面から飛び出した木の根が行く手を遮ります。木の根を梯子のように使って登ります。足の上げ下げが大きくなるので、体力があるひと向けのコースかも知れません。急斜面が落ち着くまでは写真のような登りが続きます。この登山道の途中にはヤマトタケルノミコトの后 オトタチバナの碑があります。オトタチバナは、当国征伐に向かうヤマトタケルノミコトのために入水することで荒れた海を鎮めんだとか。さて、登山道の先には鎖場が見えてきました。ヤマトタケルノミコトを祭った男具那社(おぐなしゃ)ももうすぐです。

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     鎖場の先の登山道をじぐざぐと上っていきます。途中、景色の開けた場所があったのでカメラでパシャリ。少しガスっていますが、良い眺めです。

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     他の登山者の方々を追い掛けるようにえっちらおっちらと上っていきます。心配していた膝の痛みは今のところありません。まだ先は長いので油断は禁物ですが。

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     男具那社に到着です。ここで少し長めの休憩を取りました。階段の下にも登山道が続いていて分かりにくいのですが、奥の院の峰へ男具那社の横から上っていけます。

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     岩場の急登を上ると、奥の院峰に行くことができます。広場のようになっていますが、あるのは小さな石のお社だけ。

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     奥の院峰の次は鍋割山の山頂を目指します。岩の多い急な斜面を下りていきます。この辺りの景色は杉の木に囲まれた登山道とは雰囲気が違いました。大きな岩の上に立って木々の向こうに広がる大地を見下ろすのは、格別な気分です。

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     下の登山道との合流地点です。ここから更に奥へと向かいます。分岐を鍋割山方面に進めば、鍋割山の頂上は直ぐ目と鼻の先です。

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     鍋割山の頂上に到着です。標高は1,084m。別名、芥場ノ頭(あくばのかしら)とも呼ばれます。時刻はちょうど10時になるところ。良いペースで上ることができています。後は大岳山の山頂を目指すのみです。

    鍋割山分岐から大岳神社への急勾配を登る‼
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    大岳山山頂まで、ヤマプラの参考タイムは1時間。筆者ののタイムは果たして⁉

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     鍋割山から下の登山道に下りると、そこは杉が植栽されていない登山道でした。残念ながら景色はまた直ぐに杉林に戻ってしまいましたが、こういった自然の小さな変化を具に感じ取ることも登山の楽しみと言えます。

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     登山道を暫く進むと、休憩するのに丁度良さそうな切り株が。登山道の先には大岳山への急登が控えています。ここで長めの休憩を取ることに。

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     休憩を終えたら、山頂手前の大岳神社を目指して鎖場や岩場が出現する登山道を上ります。途中、足元が狭くなる場所が多々あります。注意して上りましょう。この辺りまで来ると、登山者の姿も多く見受けられます。

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     三十分ほど上ると、大岳神社前の休憩スペースに到着します。ここでは多くの登山者が休憩をとっていました。近くにはトイレもあります。万全の準備をして最後の急登に備えましょう。

    大岳神社を越えれば頂上はすぐそこ‼
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    ここから最後のひと踏ん張り。自分のペースで山頂を目指しましょう‼

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     大岳山の鳥居、風情があります。これまで数え切れないほどの登山者がこの鳥居を潜ったのでしょうが、筆者も漸くその中に名前を連ねることになりました。

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     大岳神社です。台風でもきた日には壊れてしまいそうですが、それもまた魅力でしょうか。愛らしい狛犬もまた人目を引きます。

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     急な斜面を登り終えたと思ったら、しがみついて上らなければならないような岩が出現です。文字通り岩肌を這うようにして上ります。

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     木の根と岩に覆われた山肌を進みます。ここは急な上に登山者の往来が絶えない区間です。互いに譲り合いながら上りましょう。

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     急登を終えると、遠くに何やら人だかりが。「もしや……」と窺うようにしながら歩を進めます。どうやら間違いないようです。大岳山山頂に到着です。ここでは多くの方が絶景を前に休憩を取っていました。

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     大岳山山頂の石碑です。標高は1266.4m。奥多摩三山 1座目クリアといったところでしょうか。意識しながら上った成果か膝が痛むこともなく、実に達成感があります。

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     ここまで雷には遭遇していません。まだ下山もあります。予想に反して天気が回復傾向であれば嬉しいのですが。快晴時の鮮やかな景色は、また格別なのでしょう。休憩を除けば、鍋割山分岐からのタイムは1時間ちょと。標準タイムはほぼクリアできたのではないでしょうか。

    大岳山山頂の絶景を堪能し、ロックガーデンを目指して下山します‼
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    写真撮影の下調べも兼ね、大好物の苔を眺めにいきます‼

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     太陽の光を透かした葉が奇麗です。下山はペースも上がり易く、軽快な足取りで来た道を引き返します。唯一分岐の間違いにだけ気をつけながら一路ロックガーデンを目指します。

     サルギ尾根とロックガーデンの分岐を下ります。サルギ尾根を越えた先にある大岳鍾乳洞にもいつか行ってみたいですね。

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    この先の登山道は下り基調。膝には注意しながら適度なペースを守って山を下ります。

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     ロックガーデンの手前までくると、立派な東屋がありました。暑い日には日差しも凌げそう。この辺りは子供連れや犬を連れた方の姿も多く見受けられました。景色も空気も良いところです。多くの方々に愛されているのも頷けます。

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     御岳平までの行程はまだまだ先がありますが、ボトルの水が無くなってしまったので少し先まで汲みに行くことに。御岳神社方面に1分ほどのところに水場があります。

     登山道がぬかるむほど勢いよく水が出ています。冷たくて美味しい水でした。近くのベンチで休憩したら、ボトルに水を汲んでロックガーデンへと向かいます。

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     東屋を見上げながら小川を飛び越えて反対岸の登山道へ。ロックガーデンへの入り口は目と鼻の先です。

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     ロックガーデン入り口の石壁。

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     登山道から見下ろした綾広の滝。大きく迫り出した岩肌が迫力満点です。

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     さて、いよいよロックガーデンに到着です。下山しながら苔生した谷底の風景にカメラを向けます。薄暗い中に時折光が差し込むと、実に幻想的です。水辺には水浴びに来た野鳥の囀りがこだましていました。カメラを向けてみたのですが、素早い動きであっという間に倒木の後ろに姿を消してしまいました。



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     綾広の滝と七代の滝のちょうど中間にある休憩所。目の前にはベンチとテーブルが並んでいます。

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     第2の目的地だったロックガーデンを過ぎ、後は御嶽平を目指すのみです。時刻は14時。余裕を持って下山することができそうです。


    下山途中に最後の寄り道。空へと突き出た天狗岩へ‼
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    この岩に上れば天狗と同じ気分が味わえるかも‼

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     御岳平へと戻る道すがら、登山道からふと見上げた先に大きな岩が。どうやら天狗岩と呼ばれているらしい。登り口は登山道を進んだ先。少し寄り道をしてみることに。

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     崖を登るようにして鎖を伝っていくと、その先にはうねうねと伸びる根っこの足場が。根っこを掴みながら先に佇む天狗の下へと向かいます。

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     大きな岩の上でポーズを決める天狗。御岳山と天狗の関係がどのくらい深いのかは定かではありませんが、天狗はいつでもこの山に訪れる人間たちの姿をどこからか眺めているのでしょう。

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     御岳山駅がある御岳平の手前の参道。道路脇の柵にみたけビジターセンターが設置した掲示板が。掲示板は幾つかあり、この辺りの野鳥について纏めたものもありました。ここを訪れた際には、皆さんも是非目を止めてみてください。とても勉強になります。さて、参道の先に漸く御岳平のゲートが見えてきました。今回の登山はこれにて終了です。とても充実した1日でした。

    大岳山登山を終えて。

     今回は筆者にとって嬉しいことの多い山行となりました。ゴールデンウィークの七ツ石山登山では膝痛みや下山後の身体の痛みに見舞われました。以降、登山道の上り方や下り方にいついて情報を収集し、普段から歩き方を工夫したりしていました。その甲斐あって、今回の山行では膝痛にも見舞われず、下山後も適度な筋肉痛が残る程度でした。不足している筋肉が鍛えられているのを実感することは、嬉しいものです。少しマニアックな話になりました。さて、登山ペースのアップは永遠の課題としても、次回の山行が楽しみでなりません。妄想を広げながら、次の計画を練ることにします。

     今回の記事は以上となります。御岳山・大岳山に限らず、山はこれから本格的な観光シーズンを迎えます。登山はしたことがないという方も、この記事を読んで少しでも登山に興味を持って頂ければ幸いです。筆者のBlogが皆様の安全で楽しい登山の一助になるようでしたら幸いです。

    登山に持っていきたいおすすめのアイテム

     登山の際には、紙の地図とコンパスの携帯が推奨されています。携帯・スマートフォンは電池が切れた場合、使い物にならなくなってしまいます。万が一の事態に備え、必ずこれらを携帯するようにしましょう。


    lat / long

     35° 46′ 1.9″N 139° 7′ 49.9″E

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