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余分な装飾などはもちろんのこと、把手すらも備えていないまあるい鉄板。世の中には「刺さる」という言葉で表現されるものごとがある。気持ちに、趣味・趣向に「刺さる」或いは「刺さった」と表現したものに、ひとは格別の思いを寄せるものです。物欲センサーに通じる、狭く暗い通路といったところでしょうか。さて、本題のTAKIBISM・フライパンディッシュ®︎ですが、多くのCAMPファンのこころに「刺さった」結果、入手困難なCamp用品の代表格となっていることは既にご存じかと思います。筆者が初めてフライパンディッシュ®︎のことを知った1年と半年前も、ネットショップの在庫はどこもソウルドアウト。調べてみれば、発売日の情報を事前にキャッチし、発売日当日はパソコンの前で待機するのが当たり前なんだとか。筆者はそっとブラウザのタブを閉じ、フライパンディッシュ®︎のことはいつしか頭の中から消え去っていたのでした。そんな筆者でしたが、なんとなしにUPIのホームページをチェックし、驚き、悩み、考えた結果、気が付けば手許にはフライパンディッシュ®︎小が。若しかしたら、この先TAKIBISMの商品も多少買い易くなるのでしょうか？何はともあれ、手の中で黒光りするまあるい鉄板を使ってみないわけにはいきません。そんなこんなで、TAKIBISM・フライパンディッシュ®︎小のインプレッションをお届けします。
目 次
Camp界隈で大人気のフライパンディッシュ®︎とは？
TAKIBISMはUPIと槇塚鉄工所が手掛けるキャンプ用品ブランド。プロダクトはどれも即完売の人気。YouTubeでもよく商品を目にするブランドです。
＜UPI（アンプラージュインターナショナル）＞
海外アウトドアブランドの正規輸入代理店を務めるアウトドアライフ企業。日本のものづくりとアウトドアライフをつなぐプロダクトメーカーとしての活動も行っている。
＜槙塚鉄工所＞
香川県高松市に居を構える昭和43年5月創業の鉄工所。建築金物・家具・アイアン小物だけでなく、TAKIBISMシリーズに代表される鉄製キャンプ道具を製作。
フライパンディッシュ®︎ 小 のカタログスペック!!
素材／鉄
サイズ／直径 約16～16.5cm ※ハンドメイドのため誤差あり
重量／約265g
UPI OUTDOORホームページより
商品開封レビュー!!
購入時には左の写真のように蝋引き紙に包まれています。包みを広げると、中には黒光りするかわいらしい鉄板が。前述のスペック表にある通り、フライパンとしてはとても軽いです。工場出荷状態でそのまま使用可能とのこと。シーズニングの手間が掛からないのはうれしいです。持ち運びにはWOOP’sのIron Storage bagを使うことに。耐油紙とクラフト袋で包めば使用後の持ち運びも安心です。
フライパンディッシュ®︎ 小 を実際に使ってみる!!
朝食の定番、目玉焼きとソーセージを焼いてみたよ!
フライパンディッシュ®︎とポケットストーブを使って目玉焼きを作ることにしました。フライパンディッシュ®︎とポケットストーブのセッティングはばっちり。
焼くだけの作業なので調理行程は割愛。ここにトーストを追加すれば、立派な朝食です。オリーブオイル多めで調理しましたが、焦げ付きやくっつきはなし。なおフライパンディッシュ®︎は、その名前の通りお皿としても使ってOK。
鉄板で焼いたお肉は、美味しさが倍増。こげ目も良い感じです。熱々の料理が冷めにくいのもフライパンディッシュ®︎の良いところです。
フライパンディッシュ®︎ 小 を使ってみた感想!!
しっかりと手入れをしていれば末永く使える商品だと思います。コストパフォーマンスも申し分なく、デザイン性といい非の打ち所のない商品だと思いました。小型・軽量の鉄板を探している場合、フライパンディッシュ®︎は第一候補として購入を検討すべきです。今回は山での使用でしたが、焚き火台の上で炎に炙られているのがフライパンディッシュ®︎本来の姿でしょうから、そのうちCampに連れ出したいと思います。
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Camp用鉄板の中には3kg近い重量のものも‼電車移動が基本のひとにとって軽さは正義!!