Random notes
ここ最近は、寒さで夜にエアコンのスイッチを入れることが少なくなりました。私生活で電車を使っていても、駅での移動の際などはコートを羽織っていると汗ばむような日も多くなり、今年も漸く春を肌で感じることができる時期になったことを実感します。
年明けから買いそろえていた登山装備も漸く格好が付く程度に揃い、何とか本格的にTrekkingの計画を立てるところまで漕ぎ着けました。本音を言えば、深夜バスを使って雪山登山に挑戦することが目的ではあるのですが、無雪期の山々にも言葉では言い表せない魅力が満ち溢れていることは間違いありません。
そこで今回は“ヤマケイ”などの登山情報サイトを参考に、都心からも近く日本百名山のひとつにも数えられる東京都最高峰“雲取山”の登山計画を立てることにしました。筆者の山行はまた後日になりますが、一足先にその内容をBlogにアップしたいと思います。
Course
雲取山は東京都・埼玉県・山梨県の境界にあり、都内では唯一標高2000mを越える山です。標高は2,017.13mあり、日本百名山に選定されています。通年登山が可能で登山コースに富み、首都圏からのアクセスも良いことから、多くの登山者に知られています。頂上からは、富士山・南アルプス・秩父山塊・大菩薩嶺が見渡せます。
【1日目の行程】
発:JR新宿駅
↓
着:JR奥多摩駅[始発-6:44着]
発:奥多摩駅バス停(西東京バス)[始発-7:00着]
↓
着:鴨沢バス停(西東京バス)[始発-7:34着]
【奥多摩駅付近の登山届提出所】
1.奥多摩駅(駅前1番バス乗り場前)
2.奥多摩観光協会(奥多摩駅前)
3.奥多摩ビジターセンター(奥多摩駅徒歩2分)
【鴨沢〜雲取山莊】(Time 5:45:00)
鴨沢バス停(0) ・・・・・・ 小袖乗越駐車場(30) ・・・・・・ 堂所(105) ・・・・・・ 七ツ石小屋(50)(休:15) ・・・・・・ 七ツ石山(35) ・・・・・・ ブナ坂(10) ・・・・・・ 奥多摩小屋(40)(休:15) ・・・・・・ 小雲取山(25) ・・・・・・ 雲取山(30) ・・・・・・ 雲取山莊(20)
【雲取山荘Memo】
1.営業期間は通年。
2.宿泊は予約制。クレジットカード・クーポン券・電子決済は利用不可。
3.テント泊の場合は、予約不要。当日雲取山荘にて受付。
4.Docomoとauの携帯が利用可能。SBは不可。
現在は、コロナ対策として検温やマスクの着用。利用人数制限などを行っているようです。
詳細は、雲取山莊HPにて確認してください。
※上記情報は、全て2022年3月現在。
【2日目の行程】
【雲取山莊〜三峯神社】(Time 4:35:00)
雲取山莊(0) ・・・・・・ 大ダワ(20) ・・・・・・ 白岩山(30) ・・・・・・ 白岩小屋跡(20) ・・・・・・ 前白岩山(20)・・・・・・ お清平(45) ・・・・・・ 霧藻ヶ峰休憩所(15)(休:15) ・・・・・・ 炭焼平(40) ・・・・・・ 妙法ヶ岳分岐(35) ・・・・・・ 三峯神社(35)
発:三峯神社(西武バス)[最終-16:30着]
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着:西武秩父駅(西武バス)[最終-17:45着]
発:西武秩父駅[18:00発]
↓
着:JR新宿駅[20:06着]
ここで、筆者からのインフォメーションです‼
上の記事で紹介した計画は、一般的な登山ペースを基にタイムスケジュールを組んだものですが、初心者の方が重装備で登山をする場合には、ここで紹介した山行計画よりも多くの時間が掛かる恐れがあります。参考にされる場合は、ご自身の登山ペースに合わせて計画を再考していただきますようお願いいたします。
以下、筆者の山行をまとめた記事になります。参考までにご覧頂ければ幸いです。
Conclude
いざ登山の計画を立ててみると、日程的にも予算的にも余裕を持って計画を立てることが重要だと気付かされます。上記の行程でも1日目と2日目それぞれの登山時間は、休日の登山としては理想的かと思います。けれども、現地への移動や帰宅までの行程と併せて考えると、時間的には余裕のない計画とも言えます。
登山計画を立てる際には、登山口近くまで自家用車で移動する・無理の無い登山ルート計画に切り替える・ときと場合によっては現地での前日宿泊を考慮するなど、各々に工夫が必要になるでしょう。
何よりも優先すべきは“安全”です。入念な計画も登山の楽しみのひとつと捉え、各人が登山を楽しめるよう務めることも、登山者の義務と言えるのではないでしょうか?
Heads up
登山届は、何よりも自分のために準備・提出しましょう‼
“登山届(登山計画書)”は、登山者の情報や登山の日時、登山ルート、持っている装備などを記入する書類で、登山計画の概要をまとめた書類と言えます。入山を警察などの第三者に伝えるため、登山口にあるポストなどに投函します。
“コンパス”などの安全対策ネットワークや“ヤマケイ”、“YAMAP”などの登山情報サイトやアプリからも提出することが可能です。これらを利用する場合には、それぞれが入山予定の山域を管轄する警察署に対応しているかどうか、事前に調べるようにしましょう。
登山届の様式は、基本的には自由とされているようです。けれども、フォーマットを提供している自治体もあるようなので、手書きの登山届を用意する場合は是非そちらを利用するようにしましょう。
始発電車での出発です。準備は計画日の前日までにしっかりと‼