
Introduction
御前山は、奥多摩山域にある標高1405mの山。三頭山・大岳山とともに奥多摩三山に数えられ、奥多摩湖南岸から延びる大ブナ尾根はカタクリの群生地としても知られています。奥多摩の山々の中でも、春を感じることができる山と言えそうです。
筆者にとっても、奥多摩三山で残された最後の一座。そして、誂えたかのように季節は春。カメラを片手に訪れない理由はありませんでした。
そんなこんなで山行が決まった御前山。今回は、敢えて奥多摩湖畔の登山口からではなく、奥多摩駅から栃寄沢沿いを歩いて山頂を目指します。マイナーなコースですが、意外な春を見つけることがあるかも知れません。
それでは『御前山登山』偏、スタートです。ぜひ、最後までご覧下さい。
Location

Article
境橋バス停から体験の森を目指す!
序盤は散歩や散策といった感じ。ただ、急勾配💦
境橋バス停をスタート
スタート地点は、青梅街道を奥多摩駅から奥多摩湖に向かう途中にある、境橋。ここから本日の山行スタートです。季節は四月の中旬。もう上着の入らない季節になりました♪

奥多摩駅からは、西東京バスでのアクセスが便利。

境橋から見下ろした渓相。深緑と水の流れが美しい。

林道栃寄線の入口。ここを南下していきます。
涼しいながらも急勾配の林道歩き
林道栃寄線に入ると、直ぐに上りが始まります。杉の香りを楽しみながら行きましょう。

いきなり心拍に負担が(゚Д゚)

倒木に生える苔と謎の植物。

植栽林の向こうには沢が流れています。

氷川漁養魚池。

体験の森の看板。

石壁の苔。山肌からは水が染みだします。地下水は豊富なよう。

岩に自生するタチツボスミレ。

林道はまだまだ続きます。
涼しいながらも急勾配の林道歩き

観光用駐車場。

この辺りは、まだギリギリ桜が見頃。平地では、既に散っています。標高の高さが窺えます。

ススキと……ミツバツツジ?
栃寄森の家から体験の森を目指して進む

散っています。標高の高さが窺えます。

この辺りの里は、花が見頃でした。

苔の向こうに見えるのは、本仁田山方面かな?

辺りが鬱蒼としてきました。

ここにも御前山への登山口が。今回は、林道を先へ進みます。

景色が開けてくると、体験の森まであと少し。

新道から栃寄ノ大滝を望む。

体験の森に到着。整備されたトイレもあるので、少し休憩。飲料用の水はありません。
体験の森で休憩後、舗装路の終点に向かう!
体験の森からさらに勾配が上がります。ファイト!
体験の森からは急勾配

御前山に向かい、ここから勾配が急になっていきます。

ヨゴレネコノメ。

額に汗を滲ませながら、登ります。

ワサビ田の広場。周辺にベンチあり。

ワサビ田の広場から五分ほど歩くと、舗装路の終点。

山腹の急勾配を登ります。
カラマツの広場周辺にはカタクリの花がたくさん

山腹の急勾配が終わりを迎える辺りで、足下にカタクリを発見。

カラマツの広場まで、あと少し。

カラマツの広場の四阿で、少し休憩。
カラマツの広場から御前山山頂!
カラマツの広場周辺にはカタクリ花がたくさん。一見の価値ありです!
カタクリの群生を眺めながら休憩

カラマツの広場の四阿周辺には、カタクリの群生が花を付けていました。暫し写真撮影。

カタクリは、花を付けるまで7年の年月が掛かるのだとか。大切に見守っていきたいですね。
御前山避難小屋を目指して登る

カラマツの広場を後にし、再び御前山山頂を目指します。

山を訪れる全員で守っていきたいですね。

花弁を空に向かって反り返らせるカタクリ。

まだまだ急登が続きます。

もう少しで御前山避難小屋。

この辺りは景色が開け、大岳山の山頂を望むことができます。
御前山避難小屋に到着。山頂まではあと15分

前山避難小屋が見えてきました。

綺麗な建物。ちょっとお世話になってみたいですね。

近くの水場。水は豊富でした。なお、要煮沸。

それでは、山頂に向かいましょう。急な階段を上ります。
避難小屋から御前山山頂までは15分くらい

ゆっくり歩いて、おおよそ15分。御前山山頂に到着。既にベンチは満員の様子。

標高1405.0m。御前山を踏破。これにてめでたく奥多摩三山制覇です。
▼大岳山と三頭山の山行の様子はこちらから

鷹ノ巣山や雲取山の方まで一望できます。

カタクリの一生が紹介されたパネル。
山頂の景色を堪能したら大ブナ尾根経由で下山!
天気も良く、最高の山頂でした。後は、安全に急勾配を下山します♪
山頂の景色を堪能し、大ブナ尾根へ

それでは、大ブナ尾根経由で下山します。山頂を後にして直ぐ、富士山が見える場所。

広葉樹を眺めながら進みます。

体験の森方面への分岐。真っ直ぐに進んで惣岳山を目指します。
惣岳山に到着。続いてサス沢山へ

あっという間に惣岳山に到着。広い山頂。

バイケイソウが沢山自生している登山道。どんどん下っていきましょう。

眺望はないですか、登山道は変化に富んでいます。

植栽林の間を通り抜けます。
サス沢山に到着。景色を堪能する

サス沢山に到着。

奥多摩湖が一望できる展望台。

向こうの山肌にも花が咲き誇っています。春爛漫といった感じ。
サス沢山登山口に向け、最後の急勾配を下る

それでは、最後の下りです。ここから御前山登山口までが尤も急勾配。下りも大変でした💦

近いようで遠い奥多摩湖畔でしたが、漸く終わりが見えてきました。

御前山登山口に到着。足に切り傷を作りながらの下山でした。
お疲れ様です。水根バス停から帰路へ

向こうの山肌が美しく、思わず一枚。

帰りは、水根バス停から。御前山、惣岳山、サス沢山が揃って見送ってくれました。次ぎに登るときは、大ブナ尾根からかな♪
最後に……
カタクリは、ユリ科カタクリ属に属する多年草。山地に群生し、種子が発芽して開花するまで8年から9年の歳月を有する、気の長い植物です。

実は、だいぶ前からカタクリの群生を見たいと思っていたのですが、漸く思いが成就いたしました。春の妖精ースプリング・エフェメラルーその名前の通り、可愛らしくて美しい花でした。
カタクリの群生は、多くの都道府県でレッドリストに登録されています。御前山の群生も、また然り。山から自然の楽しさを授受している一登山者として、いつまでも御前山にカタクリの群生が咲き誇ることを願う次第です。
今回の記事は、以上となります。最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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