
Introduction
棒ノ折山は、奥多摩と奥武蔵の山域の境にある標高969mの山。名栗湖畔の白谷沢登山口から入山すれば、大小の滝やゴルジュ帯の沢歩き、鎖場、そして岩場など、登山において直面する様々なバリエーションがふんだんに盛り込まれた登山コースは、大人から子供まで、訪れるハイカーを魅了して止みません。
広い山頂は、景色を楽しみながらの食事に最適。秩父山地の山々や関東平野の大パノラマを眺めれば、ご飯がいつも以上に美味しく感じられるはずです。
棒ノ折山は、筆者にとって初めて訪れる山。事前の情報収集で、期待値は急上昇。果たして、どんな山行になったのでしょうか?それでは『棒ノ折山登山』偏、スタートです。ぜひ、最後までご覧下さい。
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目 次
河又名栗湖入口バス停から白谷橋登山口へ!
河又名栗湖入口バス停から棒ノ折山山頂までは関東ふれあいの道です!
河又名栗湖入口バス停

西武池袋線飯能駅からバスに揺られること40分。今回の山行の出発点、河又名栗湖入口バス停に到着です。ここから棒ノ折山山頂を経由して上日向バスまでは、停首都圏自然歩道(関東ふれあいの道)の一部。環境省のHPでは、”水源のみち”として紹介されています。
朝方のひんやりとした空気の中、スタートです。乗ってきたバスが向かって行った方向に進みます。

入間川に架かる有馬橋を渡ると、印象的な壁画。この道を真っ直ぐ進むと、ノーラ名栗。トイレや自動販売機があります。

ノーラ名栗から有馬ダムへ向かいます。日陰で涼しいですが、坂道を登っていると次第に汗が💦
有間ダム(名栗湖)

坂を登り切ると、向こうに名栗湖の湖面が見えてきます。堰堤の入口には”有馬ダム”と書かれた大きな石。

堰堤から臨む名栗湖。奥に見えるのは有間峠や七跳山かな?

堰堤から名栗湖をぐるりと囲む道を進みます。車や自転車、バイクも通ります。道路の端を歩きましょう。

奥のこんもりしている場所が、これから向かう棒ノ折山の山頂です。

暫く進むと白谷橋が見えてきました。向岸の袂が登山口です。
白谷橋登山口

白谷橋登山口に到着です。写真で見ると、関東ふれあいの道の石碑や登山届け提出箱などで混み合っています(・ω・)

関東ふれあいの道の石碑。こんなに立派なものは初めて見ました。
白谷沢コースは見どころたっぷりの急登!
沢沿いの涼を感じられるコースで点在する滝も見どころ。急登ですが💦
杉林を登り白谷沢との合流地点を目指す
それでは、ここから登山道を進みましょう。区間分けとしては、白谷沢〜岩茸石〜ゴンジリ峠〜棒ノ折山山頂といった感じでしょうか。白谷沢を越えるだけで往路の3/4くらいの行程になります。渡渉、ゴルジュ帯、etc……楽しみですo(^-^)o

入山後、いきなり始まるなかなかの急登。まだ暖まっていない身体には応えます。

谷側の下には白谷沢が流れています。木々の隙間から見下ろしながら進みます。

岩をよじ登るような箇所。なかなかに虐めてきます( ・∀・)

白谷沢がだいぶ近くを流れるようになってきました。合流地点まではあと少しかな?
登りごたえのある沢登り

やがて登山道は白谷沢と合流します。白谷沢の流れは、表情が豊か。写真は、藤懸の滝。水量が多いときにはY字の流れになるよう。

今回は筆者以外のハイカーも多くいらっしゃいました。一定の距離を保って歩きますが、皆さん早い💦

短い距離で標識があるので、道迷いの心配も少なそうです。

渡渉ポイントを超えると、ゴルジュ帯。岩を登って行きます。

天狗の滝。

再び大岩の間を抜けていきます。

小滝越しにゴルジュ帯の上流部を見上げます。この辺りは岩の上を歩きます。足下には注意!

名物の鎖場。ハイカーが多いと渋滞します。落ちたら大変です。焦らずゆっくり。

鎖を伝い、ロープを握り締めて進みます。

鎖場を超えた先にし白孔雀の滝があったようなのですが、痛恨の撮り忘れ。

次第に沢の流れが細くなり、白谷沢区間が直に終わるのだと直感します。

苔生す岩。

木の階段が現れました。急‼

白谷沢区間が終わり、東屋跡に到着です。想像していた以上の疲労感。途中、足を攣りかけました💦
急登の後は白谷沢コース唯一の平坦(一部)。岩茸石を目指す!
東屋跡には日陰もあり。ゆっくり休んで出発しましょう
急登の後はご褒美の平坦。短い区間をガッツで乗り切る
東屋跡から見上げると、ちょっと嫌になる急斜面。けれども、序盤の急登を終えると、ご褒美のような平坦区間が待っています。ゆっくり休んでから進みます。

足下に大小の石や落ち葉が重なる登山道。足下が良ければもう少し楽なのに……

漸く急登が終わり、目の前には平坦な登山道。意気揚々と進みます。

平坦区間はあっという間。木々の向こうに何やら大きな岩が……

岩茸石の分岐に到着です。

この大岩が岩茸石。見上げると、結構な迫力です。
木の根と階段の区間を攻略し、ゴンジリ峠へ!
木の根と階段の連続。自分のペースで登りましょう
急登を覆う木の根と朽ちた階段
次のチェックポイントはゴンジリ峠。面白い名前、一度聞くと忘れません。ここから山頂までは再びの急勾配。気合いを入れて進みます。

足下には張り巡らされた木の根。

前方には大勢のハイカー。皆、筆者を追い抜いて行きました(・ω・)

この辺りからは、もう休み休みの登山。この先に木の階段が続くのですが、写真は撮り忘れ。

木製の階段を上りきると、ゴンジリ峠に到着。

ベンチもあり、絶好の休憩スポット。
ゴンジリ峠からは20分で棒ノ折山山頂に到着。大パノラマを堪能!
この日はGW中初めての晴れ。来て良かった
広々とした山頂。秩父山地を見渡すパノラマを堪能
ゴンジリ峠までやって来れば、いよいよ山頂まであと僅か。秩父山地を見渡す大パノラマが待っています。ファイト‼

僅かな平坦でも有難い(・∀・)

最後の急登+木の根。他のハイカーも疲労困憊の様子。

堪えて登って行くと、地面の向こうに空が……

山頂に到着しました。右手には飯能以北の街並み。

話に聞いた通りの大パノラマ。武甲山や、薄らとですが日光の山々まで見渡せます。

山頂標識。棒ノ折山(標高969m)踏破です。お疲れさまでした。

広々とした山頂。この日は、大勢のハイカーが休憩していました。

山頂のシンボル的な樹木。
景色を堪能し、下山。滝ノ平尾根からノーラ名栗へ!
帰りは、来た道とは違うコースへ。足腰の強さが試されます
岩茸石まで下り、河又バス停方面へ
山頂の景色を堪能したら、いよいよ下山。岩茸石まで引き返し、滝ノ平尾根からノーラ名栗へ下山します。お昼近くになっても、まだまだ多くのハイカーが登ってきます。お互いに道を譲り合いましょう。

と言う訳で、岩茸石まで戻ってきました。岩茸石の裏手に回り込みます。

低木が葉を繁らせる中を進みます。

道路を横切りながら下ります。河又名栗湖入口バス停まで2.9kmだそう。

ベンチのある休憩スポット。お昼を過ぎ、日差しも強くなってきました。

登山道は分かり易くなっています。

勾配がきつい斜面を何度も下ります。

再びの道路。

いよいよ下山も終盤。最後の下りに臨みます。

木の根地獄。足を取られないように気を付けて!

河又名栗湖入口バス停まで1.4km。

点在する標識に励まされます。

いよいよ河又名栗湖入口バス停まで0.8km。

無事登山道をクリア。民家近くの入山口に到着です。

ペンキが塗られた味のある看板が佇んでいます。
あとは、バス停まで道路を歩くだけ。お疲れさまでした。週末は車やバイクが多く行き交っています。交通事故にだけは遭わないよう、気を付けましょうね。
それでは、またの機会に(・ω・)ノ
最後に……
今回の棒ノ折山は、距離9.0km、獲得標高1065mの山行となりました。数字だけ見れば、大したことはないかも知れません。距離は片道で4.5kmしかないし、獲得標高1000mなんて、普段から頻繁に登っていますから。
それでも、今回の山行、筆者にとっては厳しいものになりました。心配と筋力、ダブルで棒ノ折山に叩きのめされた気がします。一般的なコースタイムを上回ってはいたのですが、体感的に、不甲斐なさを感じる結果というか……
白谷沢では、まだ序盤にもかかわらず膨ら脛をつりかけ、連続する急登には度重なる休憩を必要としました。一体何人のハイカーに追い越されたことか。
奥多摩周辺では、ここまで急登が続くコース歩いたことがありませんでした。単純なデータ比較だけならば、御前山の大ブナ尾根コース(距離3.8km/獲得標高916m)を超えています。奥多摩三大急登以上の難コースだったわけです。
ただ、弱点を克服しようとあの手この手のアプローチを考えるのも、登山の醍醐味。『自分の敵は自分』と言うことです。夏には、今年も北アルプスに行く予定。それまで、筋トレを頑張らないと( ・∀・)
今回の記事は、以上となります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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