
Introduction
奥多摩駅北に約5km。林道川乗線のゲートは、川乗橋バス停の直ぐ目の前にあります。舗装された林道の右側を見下ろすと、そこには川苔谷の清廉な流れ。海苔に似た淡水産の緑藻に覆われた渓相は、川苔谷、そして川苔山の由来となっています。
川苔山と言えば、真っ先に思い浮かべるのは名瀑・百尋ノ滝。川苔谷上流部にあり、登山の途中で訪れることができる最高の癒しスポット。落差40mの滝から舞い散る水しぶきとマイナスイオンは、勉強や仕事の疲れを吹き飛ばしてくれます。
因みに、聖滝の上流で川苔谷の流れと合流している逆川は、美しい渓相と連続する小滝が有名な、奥多摩でも有数の沢登りスポット。シャワークライミングにウォータースライダー、暑い夏には最高のアウトドアアクティビティですね。
今回は、そんな夏がすぐそこまで迫った、新緑が芽吹き始める季節の川苔山に登ります。川苔山は毎週末、多くのハイカーで賑わっている印象。人混みが苦手な筆者は、鳩ノ巣駅から川苔山を目指すことに。無事にゴールの川乗橋バス停に下山することが出来るでしょうか?
それでは『川苔山登山』偏、スタートです。ぜひ、最後までご覧下さい。
Location

Article
目 次
鳩ノ巣駅を北に向かい、大根山ノ神を目指す!
三年ぶりくらいに訪れました(^O^)
登り始めからそれなりに急登。準備運動はしっかりと!
今回の山行のスタート地点は鳩ノ巣駅。青梅より西側の駅は、東京のハイカーにとっては何処もなじみの深いもの。その中でも鳩ノ巣駅と言えば、川苔山はもとより、本仁田山や大岳山に登った後の下山先として有名な駅。奥多摩駅や御嶽駅ほどではないにせよ、多くのハイカーの乗降があります。

木造の駅舎。トイレは駅舎の隣にあります。奥多摩周辺のトイレは、いつ利用しても綺麗,゚.:。+゚

さて、鳩ノ巣駅を後にし、北へ。踏切を渡ります。写真でも分かるとおり、勾配がキツい💦

鳩ノ巣駅から20分ほどで熊野神社分岐。ここから山道に入ります。

少しキツめの勾配。足下も、ところどころ大きな岩が転がっています。序盤は飛ばしすぎないように注意!

熊野神社分岐から30分。大根山ノ神に到着しました。ベンチがあるので、少し休憩します。
大根山ノ神近くの登山口から入山。舟井戸を目指す!
ひと気のない登山口。ちょっと緊張します(・ω・)
大根山ノ神からは暫く植栽林の中を歩きます♪
再出発後は、少しだけ舗装路を歩きます。間違えて本仁田山方面の分岐に入らないよう注意!

川苔山登山口に到着。階段を上ります。

緩やかで歩きやすい登山道。川苔山までは後5Kmくらい。稼げるところでタイムを稼いでおきます。

全体を苔に覆われた樹木。枯れているのかな?

モスボール。

谷筋の苔生した石。

足下に石が目立つ区間。石垣の遺構に思いを馳せながら進みましょう。

再びの植栽林。

誰かが置いていった石。ケルンに化けるのは、まだまだ先のよう。

山肌の様相が少し変わってきたような……。

大根山ノ神から約1km歩きました。ここから再び急勾配。川苔山山頂まで続きます。先は長〜い(ノД`)

平坦の見えない急勾配を黙々と登ります。最早、修業です。

ガレ場はバランスを崩し易く、気を遣うので疲れます。適宜休憩を!

似たような景色が続きます。舟井戸までは我慢の区間ですね。

舟井戸まで後少し。

植栽林の向こうが明るい(゚Д゚)

舟井戸に到着です。ここまで来ると、川乗橋方面から登ってきた方々とすれ違うように。
ミツバツツジが咲く登山道を歩き、山頂へ!
ここまで来たら後ひと息!
最後の上り!焦らず、ゆっくり行きましょう♪
舟井戸のベンチで休憩した後は、川苔山へと至る最後の登りです。草花を楽しみながら、ゆっくり登りましょう。

落ち葉は堆積していますが、硬い足下。これまでよりも歩き易い♪

途中に咲き乱れていたミツバツツジ。

狭い登山道ではすれ違いに注意しましょう。

東ノ肩を過ぎて、山頂に到着。山頂標識は何処だ〜(*゚∀゚)

山頂広場を歩いて行った先に、山頂標識。川苔山、無事登頂です!
下山。名瀑・百尋ノ滝を目指す!
百尋ノ滝までは狭く急な登山道。足下注意!
登山道は滑落事故多発地帯。ルート選択は残りの体力と相談して!
この日は、曇り。残念ながら山頂からは近くの山しか見えず。お昼ご飯を食べたら、混み合う前に早めに下山します!

東ノ肩まで戻り、百尋ノ滝方面へ。滑落事故が多発している区間のよう。自分の体力と相談しながら、責任ある選択を!

東ノ肩直下は、まるで壁のような急斜面。川乗橋から来たハイカーは、皆ここを登ってきたのですね(*<>*)

沢沿いまで下りてきました。花こそ咲いていませんが、新緑が眩しい。

川乗橋方面は、大部分が幅の狭い登山道。最後まで気を抜かずに行きましょう!

看板が割れているのは、熊……なのでしょうね。

再び注意喚起の張り紙。狭い+落ち葉+急勾配、気を付けて下ります。

階段も点在していますが、整備されていて歩き辛くはない登山道。

新緑の向こうに流れ落ちる滝が見えてきました。

尋守姫命(ひともりひめのみこと)の碑。詳細不明の神様なんだとか。

名瀑・百尋ノ滝です。運良く近くで撮ることが出来ました。水量もあり、迫力があります。
百尋ノ滝を後にし、細倉橋へ。川乗橋バス停までは林道歩き!
本日最後の行程。長距離ですが、頑張りましょう!
ゴールの川乗橋バス停までは後4Km。頑張りましょう!
百尋ノ滝でマイナスイオンを浴び、初夏の涼を感じた後は、川乗橋バス停までの下山が待っています。先ずは、細倉橋の登山口を目指して出発!

標識に従い、真っ直ぐに進みます。

雰囲気のある木製の橋。

延々と登山道を進みます。

苔にまみれた雰囲気のある登山道。疲れを忘れてしまいます。

落ちたら大変なので、登山道は山側を歩きましょう。

川苔谷の流れに沿って下ります。この辺りは沢遊びも出来そうでした。

山側の苔生す岩からも水が滴っていました。川苔谷の水量が豊富なことが窺えます。

お、先が開けました(゚ω゚)

細倉橋の登山口に到着です。トイレは……見当たらず。ロングコースなだけに、よりよい登山環境の整備が望まれます。

川乗橋バス停まで2.7km。ゆっくり帰りましょう。

暑すぎない日差しが心地よい日でした。

川苔谷の清流を眺めているうちに、林道のゲートが見えてきました。

無事、川乗橋バス停に到着、お疲れさまでした。
今回の山行は13.4kmに及びましたが、時間的には余裕を持って終えることが出来ました。厳しさはありますが、登山道は整備されていて歩き易い印象です。少しレベルアップした登山を計画しているハイカーには、持って来いの登山コースではないでしょうか。
最後に……
川苔山に登って驚いたのは、山頂までは予想を超える急登の連続ということ。
筆者が歩いた大根山ノ神からのルートもそれなりの登りだと思っていたのですが、驚いたのは下山ルート。特に、百尋ノ滝から川苔山山頂までのルート。植栽林の登山道は急登、岩に囲まれた登山道も急登、そして山頂直下の長く狭い登山道も急登です。
「え? こんなにキツいの?」
そんな風に思いながら下山しました。どちらかと言えば、川乗橋バス停からのコースが一般的なんですけどね(^_^;) まあまあ良いペースで登ることが出来た日だったので、余計に他のハイカーとの実力差を感じてしまいました。
結局何が言いたいのかと言えば、川苔山は、無事に帰ってくる為にも、コースの把握やエスケープルートの選定、行動食や水を十分に用意する等、十分に準備をして登山に臨みましょうということ。インターネット情報で情報を得て都合良く考え、不十分な準備で臨めば、思いの外厳しい山行になる山だと思います。たまには、真面目なことを書いてみました。それでは、また。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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